現在、歯周病は口の中だけに留まらず、全身疾患との深い関わりもある事が分かっています。一言で「歯周病」と言っても、部位・原因は様々で、治療法・予防法も違います。歯を失う原因の中で最も多い「歯周病」をコントロール、治療する事が歯を失わない一番の近道と考えます。
歯を失ったしまった後の治療の一つです。入れ歯(義歯)は、失ってしまった歯の役割を果たすだけではなく、噛み合わせなどのバランスを整え、残っている歯と歯ぐきを守る役割もあります。目立ちにくい入れ歯や、味覚を可能な限り邪魔しない入れ歯もあります。
歯は削らない事が一番です。しかし、虫歯になると削らなくてはなりません。削る際は麻酔等を使い、痛みを感じにくくし治療し、虫歯を完全に取り除いた後、材料で置き換えます。虫歯の部位、原因、治療後の清掃のしやすさを考え、治療法・材料を選択していく事が大切と考えます。
萌出期〜乳歯列期(3〜6歳)混合歯列期(6〜12歳)永久歯列期(12歳〜)など、年齢によって虫歯の好発部位や予防法が変わってきます。また歯並び、生活習慣、磨き方によってもリスクは異なります。画一的ではなく、お子さん一人一人の個性に合わせた治療法、予防法をご提案いたします。
虫歯予防としては歯の磨き方指導、生活習慣の相談・指導、フッ素塗布、シーラント等を主に行います。
なお、最近は唾液検査をすることにより虫歯の原因となる「虫歯菌の数」や「ご自身の唾液の強さ」も分かるようになりました。
当院では、矯正専門医が担当しております。
歯の矯正は歯並びを美しくすることはもちろん、咬み合わせ等の機能面のことも考えて治療を行うことが大切です。歯並びを改善すると、見た目の問題だけではなく、歯ブラシがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らせます。結果、歯の寿命が永くなり健康面にも良い影響をもたらすことができます。また、お子様の場合、バランスのとれたあごの骨の成長を促したり、永久歯への生え変わりを整える治療を行います。
顎の状態などにより適応外となる可能性があります。
自費診療となります。
主に以下のようなものを行います。
・親知らずの抜歯
・できものの切除
・外傷(ケガ)等の緊急対応
・歯が原因の感染症
・口腔癌の診断
・顎関節症の治療
ほとんどが対応可能ですが、重症例・難症例は大学病院・専門病院と連携をとりながら治療を行います。
歯の中の色素を分解し、白さを保つものです。まずは外来性(タバコ・コーヒー・紅茶・赤ワイン等)の着色をクリーニングし、本来の歯の色にしてあげる事が大切です。そこへホワイトニング薬剤を作用させることにより、本来以上の歯の白さを獲得します。
自宅で行うホームホワイトニングと院内で行うオフィスホワイトニングがあります。
自費診療となります。
色の変化は個人差があります。
骨に人工歯根を埋入する方法です。
歯を失ってしまった後の治療の中で、最も周囲の歯への負担をかけず失う前の口腔内の環境を取り戻せる方法です。CTにて精密に計画する事が大切です。骨の形態や、健康状態(全身疾患・服薬状況など)によって適応とならない場合がございます。
ご相談下さい。
自費診療となります。
治療する事はとても大切です。しかしそれ以上に再発防止や予防は大切であると考えます。人によって口腔内の環境や生活スタイルは様々です。分かってはいても、日々の生活に追われてしまい月日が経ってしまうことがあると思います。
当院では、一人一人に合わせたケアの仕方、ケアグッズ(歯ブラシ・フロス・歯磨剤など)をご提案させていただき、専属衛生士がそのお手伝いをさせていただきます。